イオン長沼店営業終了へ 千葉市内で店舗網強化 新店や改装計画も 

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 イオンリテール(千葉市美浜区)は、イオン千葉長沼店(同市稲毛区)の営業を2019年2月末で終了する。一方、イオングループ膝元の市内では、幕張地区で来春に新店をオープンするほか、既存店舗の大規模改装を進めるなど店舗網を強化する方針だ。

 イオン千葉長沼店は、00年11月に「ダイエー千葉長沼店」として開業。16年に現在の店名に変更した。店舗面積は約6000平方メートルで、イオンの中では小型の店舗。15店の専門店があり、ショッピングモールの核テナントとして、周辺住民の日常の買い物ニーズを取り込んできたが、店舗が手狭になり現在の規模で多様なニーズに対応していくのは難しいと判断した。

 国道16号沿いの約1キロ先には「イオンタウン稲毛長沼」があるほか、5キロ圏内には「イオン稲毛店」もあり、グループ膝元の市内はほかの地域と比べて店舗密集度が高い。千葉長沼店の周辺は住宅地で同業他社のスーパーも複数あり、同店の営業終了で「周辺住民の利便性が著しく低下する心配はない」(同社広報)という。同店で働く約180人の従業員については、本人の希望を踏まえて周辺のグループ店舗に配属するなどの措置をとる。

 千葉長沼店の営業を終了する一方、幕張新都心ではマンション建設が進むエリアに来春、新店舗を開業予定。市内の既存店舗でも大規模改装を計画しており「市内全域で面的にサービスを強化していく」(同社広報)としている。